2010年11月アーカイブ

年をとると睡眠時間が少なくなると一般に考えられています。


しかし、この癌協会の調査結果では、老人は若い人たちより多く眠るとなっています。


60歳以上の男性の多くは少くとも9時間眠ると報告しています。


極端に短い眠りと長い眠りの両方が増加していますが、平均すると老人は羽毛 布団 通販で多く眠るという結果です。


また、睡眠時間が長くなる傾向があるにもかかわらず、60歳以上の人たちはかなり不眠を訴えています。


睡眠時間が長くなると共に不眠の訴えが多くなるという、一見矛盾した結果にはいくつかの因子が考えられますが、この調査のみでは結論できません。


別の研究で、老人はべッドで過す時間が多くなりますが、実際に眠っている時間はさまざまであるという報告があります。


実際に、老人は夜間覚醒が多くなり、べッドで眠る時間が減っています。


つまり、老人は若い人たちよ多く眠りますが、しばしば覚醒し、べッドで目覚めている時間が多いので、主観的に不眠を訴えるといえるでしょう。

レム睡眠の回数はやや減少し、若い人では布団 羽毛での睡眠の後半に多いのに対して、老人では前半にもみられ、一夜を通じてほぼ一定となります。


老人の眠りの特徴を一口でいうとすれば、熟眠障害でしょう。


その結果、眠りが不足して、昼間居眠りをして不足分を補うことになるのです。


老人になるとS4が減少します。


これは徐波(デルタ波)の振幅が減少することによるものです。


この変化は睡眠の代謝モデルで説明されています。


このモデルに従うと、覚醒時に脳内で起こる過程を逆にもどすように働くのがノンレム睡眠です。


ノンレム睡眠のS2、S3、S4と進むにつれて、逆もどし過程の速度あるいは強さがだんだん増すのです。


他の代謝過程と同じように、睡眠の逆もどし作用の最初の速度は利用しうる基質の量によって決まります。


この量は覚醒中の脳の活動の強さと期間の函数です。


したがって、睡眠の代謝モデルに従うと、老人の罰の量が減少するのは、覚醒時の脳の活動が低下していることによることになります。


老人ではしばしば眠りが障害されていることが質問紙による調査で確かめられています。


このような調査の1つに、100万人以上の人たちを対象にしたアメリカ癌協会の疫学的研究の一部として得られたものがあります。


これは6年間の追跡調査をしたもので大変おおがかりなものです。

青年の揚合、ベッドに入ると、短い覚醒期(平均10分)があって、浅い睡眠第1段階(S1)から深い唾眠第4段階(S4)まで、30分ぐらいで進みます。


S4がおよそ30分続くと急に浅くなってレム睡眠に入ります。


眠りに入ってから約1時間ぐらいノンレム睡眠が続かないとレム睡眠が起こりません。


しかも最初のレム睡眠は持続時間が短く、しばしば脱落して出ないことがあります。


レム睡眠のあと再びノンレム睡眠に入ります。


こういうことを一晩に4、5回くりかえしながら、だんだん浅いノンレム睡眠が多くなり、それと平行してレム睡眠が長く続くようになるのです。


したがって、一晩の眠りの前半に深い睡眠があって、後半はレム睡眠が優勢になるというのが標準的な経過です。


これに対して、老人の睡眠図をみると、S1になるまでの時間が長くなります。


平均40分ぐらいです。


眠りに入っても、S4まで深くならないで、S2ぐらいのところをふらふらしています。


しかも夜中に何度も覚醒しています。


レム睡眠が眠りの後半に優勢になるという傾向は消え、一晩を通じてほぼ平均化されます。


そこで、老人の眠りの特徴をまとめてみると次のようになるでしょう。


若い人にくらべて老人では、羽毛 フトンに入ってから眠りに入るまでの時間が長くなります(入眠障害)。


また、睡眠中の覚醒回数が若い人に比して著しく多いです。


覚醒時間の割合も若い人と比較して長く、深い眠りであるS4が著しく減少します(熟眠障害)。