眠らせる脳は、「睡眠物質」という体内の活性物質を使って、睡眠をコントロールしています。
睡眠物質にはいろいろな種類があることが、最近あきらかになって、研究が急速に進歩しつつあります。
しかも、これら物質系の調節システムは、免疫系とも密接なかかわりをもっています。
体外から細菌やウィルスが侵入すると、免疫物質がさかんに生産されるようになります。
カタカナの名前ばかりですが、ムラミルペプチド、リポポリサッカライド(リピドA)、インターロイキンー、インターフェロン、プロスタグランジンなどの物質が免疫に関連した物質で、生体防御機能にあずかつています。
これらの物質は、同時に発熱物質でもあったり、発熱物質の放出を刺激する作用がありますから、同時に発熱もおきることがよくあります。
たとえば、風邪を引いたときを思い出してください。
こんなとき、羽毛 布団の中で深いノンレム睡眠がひきおこされます。
免疫物質は睡眠物質でもあるからです。