脳科学の最近のブログ記事

こんにちは。


今日は睡眠時間についてのお話をしたいと思います。


睡眠時間には個人差があり、5時間未満の短時間の睡眠で十分な人から、成人でも10時間以上の睡眠を必要とする人までさまざまです。


身体が必要としている時間以上の睡眠をとることは不可能であり、睡眠時間にこだわりすぎるとかえって睡眠が浅くなったり、不眠に陥ることが多いのです。


羽毛 ふとんから心地よく目覚めることができ、日中過度な眠気がなければ、その人にとって十分な睡眠をとっていることになります。


また、朝型の人と夜型の人がいるように、最適な入眠時刻に関しても個人差があります。


同じ人でも、睡眠時間は季節・加齢によって変動するので、あまり時刻にこだわらない方がよいでしょう。


学校や仕事などの日常生活に支障が生じない範囲ならば問題はありません。


昼寝は若年者では20分以内、高齢者なら30分以内ならば入眠に影響を与えず、午後の眠気を防ぐ作用があります。

睡眠衛生とは、睡眠に関連する問題を解消し、睡眠の質や量を向上させることを目的とした入眠手法や睡眠環境の整備を整えることであり・・・


ひと言でいえば正しい睡眠知識の普及ですね。


布団 羽毛での睡眠に限らず、近年の健康への欲求の高まりにより、マスコミ、ロコミなどでさまざまな健康知識が氾濫しています。


この中にはもちろん正しいものもありますが・・・


多くはまったく科学的根拠がないか、あったとしてもその健康法自体はきわめて極端なものです。


かえって害をもたらすことも少なくないのです。


また、睡眠に関しては、医師、薬剤師、保健師、看護師などの医療関係者の間にも、誤った知識が広まっています。


・・・こうした誤った情報によりかえって睡眠障害を悪化させていたり、睡眠習慣を変えようとして睡眠障害に陥ったり、自分の睡眠が不健康なものと誤解して受診したりといった事例が見受けられます。


このブログでは、科学的根拠に基づく正しい睡眠知識のみを示したいと思います。

レボメプロマジン、クロルプロマジンはフェノチァジン系の抗精神病薬で、強力な鎮静作用を有し、通常は精神分裂病、躁病などに使用される薬物です。


血圧低下や運動失調を招くことが多く、高齢者や全身状態の悪い症例に対しての投与は特に慎重を期すべきです。


抗ヒスタミン薬には種類により高率に眠気を誘発するものがあり、この作用は脳内のヒスタミン神経系を介した作用ではないかともいわれていますが、詳しい作用機序はよくわかっていません。


抗ヒスタミン薬での催眠作用は個体差が大きく、ときに羽毛 布団に入ってもまったく眠気を生じない症例もあります。

そしてヒドロキシジン(アタラックス、アタラックス)。


ヒドロキシジンは抗アレルギー作用も有する抗ヒスタミン薬でありますが、催眠鎮静作用があり、剤形として注射剤もあることから外科を中心として一般診療科において広く使用されています。


医療分野で睡眠薬として使用可能な薬剤と使用上の留意点をあげました。


・・・しかし、これらの薬剤はベンゾジアゼピン系睡眠薬と比較して副作用も強く、安全域も狭いため、ベンゾジアゼピン系睡眠薬で効果が得られない場合は睡眠障害の専門家に依頼すべきです。

脳波トポグラフィーの出現によって、わたしたちは眠っている人の脳の動きを、そして夢見の状態を時々刻々と観察することが出来ます。


必要とあれば、そのときどきの夢の内容まで報告してもらうことが出来るようになったのです。


これは羽毛 布団 通販がなかった時代には考えられなかったことですよね。


睡眠学は日々進歩しているのです。


さて、風邪を引いたり熱を出したりすると、体がだるくなってうとうとするようになるのは、多分誰でも経験したことがあるでしょう。


細菌やウイルスはヒトの体の中に入ると白血球によってこわされ、そこにムラミルペプチドという物質ができます。


これが体の中でインターロイキンIという物質を作り、さらにこのインターロイキンIがプロスタグランディンD2やE2を作ります。


プロスタグランディンD2は唾眠物質の1つで、感染するとうとうとして眠くなるのは、この物質の作用によるものです。

脳波トポグラフィーでは、アルファ波が脳のどの部分に出ているのかが一目でわかります。


羽毛 ふとんでの睡眠時に、アルファ波はどういう変化を見せるのでしょう。


右利きの男性では、たとえば目覚めているときは右側にアルファ波が多く、左脳が働いていることを教えてくれます。


その人がウトウトしてくると、今度はアルファ波は左側の方でやや多くなってきます。


どんな人でも眠くなってくると非論理的なことを口にしたりしますが、それは論理的な思考をつかさどる左脳が休んだ状態になるからです。


だんだん眠りが深まってくると左側のアルファ波はさらに増え、レム睡眠の状態ではアルファ波は左側だけで見られるようになります。


すなわち右脳は働いているのです。


レム睡眠は夢見の状態ですから、夢を見ているときには右脳が働いているということがこれで確かめられるわけです。


そうした夢見の状態のときに、その人を起こして夢の内容を報告してもらうと、アルファ波はまた右脳に移ります。


つまり言語脳=左脳が働きだすのです。

最近は日本の社会にも色彩があふれています。


けばけばしい看板やネオンサイン、グラビア雑誌、自動車、カラフルな衣装をまとった原宿や6本木の女性たち、そしてカラーテレビ、カラーのディスプレイをもったパソコン。


・・・これだけ色彩にさらされていると、将来はカラードリームを見る人の数がもっと増えてくるでしょう。


カラードリームを見るかどうかには、いくらか男女差もあるといわれています。


どうやら女性の方が多いようです。


これは女性が赤や緑や黄色など、カラフルなものにひかれる傾向と一致しているのかもしれません。


アルファ波は、羽毛 フトンの中で目を閉じて何も考えずにリラックスした状態で出てくる脳波のことです。


コンピュータを使って、そのアルファ波の大きさを地図の等高線のように映像化したものを「脳波トポグラフィー」といいます。


アルファ波は目を開けてものを見たり、目を閉じていても暗算をしたり、体に触れられたりすると消えます。


・・・つまり脳細胞が休んでいるとアルファ波が出て、活動を始めると消えるのです。

このネコに今度は5-HTP(ハイド・キシトリプトファンのこと、セロトニンの前駆物質)を注射すると、正睡眠はすぐに回復しますが、REMはやはりだめです。


今度は反対に、DOPA(カテコールアミン、すなわちノルァドレナリンの前駆物質)を注射すると、REMは回復するどころか、かえって増加するのです。


さらにセロトニンの合成をさまたげる抗セロトニン剤を注射すると、通常の眠りもREMも共に減少しますが、この時また5-HTPをあたえると両者共に回復するのです。


・・・こうしてみると、セロトニン(イドロキシトリプタミン、脳の化学的な刺激伝達物質として注目されているインドール化合物)は普通の睡眠をひきおこす物質と考えられています。


REMを起こすのには、さらにカテコールアミン(ノルアドレナリン)の作用が必要である、とジュベーは言っています。


そうして、セロトニンを貯蔵している神経細胞をもつ橋の縫線核を破壊すると不眠をきたし、カテコールアミンを含んでいる神経細胞のある青斑部を破壊すると、REM睡眠が起こらなくなることを観察しました。


(この青斑は、かつてある教授が、破壊によって意識喪失を起こすことを発見された場所で、今それがREM睡眠の中枢として注目されてきたのは、両者とも意識に関連するので興味深いですね)。


・・・このようにジュベーの理論では逆説睡眠(および通常の睡眠)は脳内のモノアミン(カテコールアミンやセロトニン)という物質に左右されるといいますが・・・


これと前者の低級脂肪酸やコリン作動物質説との関連がまだ部分的にしか判っていません。


これらは東洋羽毛工業の実験からも判っています。


・・・なお、REMの化学的基礎についてはまた別の機会で述べましょう。

夜寝る前にトリプトファンを多く含んだ食物をとると・・・


入眠後、1回目のREMの開始が早くなります。


このトリプトファンというアミノ酸こそ牛乳、たまご、牛肉など、一般に動物性タンパク質に多く含まれているので、それが体内で分解されて低級脂肪酸を作り出すためと想像されます。


・・・それでは、これでREMの原因物質は解決したかというと、そうではありません。


自律神経のうち副交感神経をおさえるアトロピンを大量に注射すると、REMが1時的に消失するのです。


ところが逆に副交感神経の作用を高めるフィゾスチグミンを注射するとREMがふえます。


同じ神経刺激剤のカルバコールを僑i中脳網様体に注射してもREMがふえます。


・・・つまり、体内にアセチルコリンをふやすような物質(コリン作動物質)がREMをひきおこすことになります。


ある実験から、コリン作動物質が後橋細様核に働いて、低級脂肪酸の方はこれよりも上方にある前橋網様核に働くと推定しています。


次に最近の有力な考え方として、ジュベーの説を挙げましょう。


彼はネコにレセルピンという薬(高血圧や精神病の治療に使われる)を注射すると、通常の睡眠とREM睡眠とが減少しました。


ちなみにこの実験には羽毛 布団は使われていません。


脳のどの部分にこれが作用するのでしょうか?


それを確かめるために時実らは非常に功妙な動物実験を行いました。


つまり、ネコの大脳、間脳、中脳を全部切断して、後脳の一部(橋というところ)から下を残したネコ(これをポンスネコと言う)に注射すると・・・


健全なネコと同じくREMが規則正しく起こってくるので、逆説睡眠の中枢は橋にあることが推定されました(これを除外実験と言います)。


まだ羽根 布団 通販などがなかった時代の話です。


すごいことですよね。


さらにこまかく追究していくと、橋にもおびただしい神経核群が散在していますが、それにごく微小な電極を植え込んで、神経放電を記録してみます。


そうすると橋網様核(前・後の2種がある)と呼ばれる神経細胞からREMの時にたくさんのスパイク放電が起こるのが観察されました。


これに力を得て、この核を壊してみると、もはやREM睡眠は起こらなくなったといいます。


・・・話をもとに戻しましょう。


脂肪酸をめぐって、なおいくつかのヒントがあたえられています。


実験によれば、炭素原子の多い脂肪酸ほど少量でREMを起こすし、逆に少ないものほど普通の睡眠を起こす傾向があるそうです。


動物では、一般に肉食動物の方が草食動物よりもREMが多いですが、これは肉食の方が体内で低級脂肪酸をたくさん作るためでしょうか。

いろいろ調べてみると、これはREMを起こりやすくするだけで、その原因にはならないことが判りました。


・・・ただし、この下垂体ホルモンについては、最近の報告によると・・・


夜間の睡眠に入った初期に必ず著明な下垂体の成長ホルモンのピークがあり、それ以後には幾つかの小さいピークがつづきます。


しかし、夜間でも完全に起きていると、こうした成長ホルモンの動きは全く起こらないそうです。


昔から「眠る子は育つ」ということわざがありますが・・・


近代科学によって見事に立証されたのは面白いですよね。


また、やはり羽毛 掛け 布団などの寝具を気持ちのいいものにした方が深い睡眠が得られるということもわかっています。


次に有名なフランスの睡眠学者ジュベーや、日本の時実、ホワイトなどが見つけた低級脂肪酸です。


この脂肪酸というのは、あぶらや脂肪の主な成分となっており、分子量の少ないもの(低級)は液体で、多いもの(高級)は固体です。


ここに問題となっているのは炭素原子4個を有する正酪酸です。


このものは天然には他の物質と化合してバター、脂肪に含まれていますが、腸内で分解されて発生し、また体内で汰新腺代謝の中間産物として生成するのです。


・・・このものを注射すると、まず通常の睡眠が起こり、ついでREMが起こります。

よく赤ちゃんが無心にほほえんだり、乳を吸うように口をとがらせる運動をしますが、これを夢と結びつけるのはひいきの引き倒しといったもので・・・


この時期がREM期に一致しているだけのことです。


事実、新生児のREM期の脳波では大人の夢のパターンを示さないと言われます。


結局REM期では、脳幹の深部(海馬などの辺縁系)の律動的な活動が高まって、脳の視覚中枢を刺激して高級 羽毛 布団での夢をつくるらしいですね。


視覚路の中心である外側膝状体の冠気反応性がREM期に高まっているという実験成績も、この考えを支持するのです。


・・・それではどのような化学物質がREMをつくるのでしょうか?


また、それが脳のどの部分に作用してREMが起こるのか?


ただし、化学物質といっても、もちろんそれは生理的にわたしたちの体内にある物質でなければなりません。


しかもその物質の生成量や生成の速度はかなり一定しており、ことに生物が成長する時期ほど必要不可欠なものにちがいないでしょう。


まず第一に考えられたのはホルモンです。


そのなかでも、REM期の終りごろ、または直後に、尿中に副腎皮質ホルモンがふえ、このホルモンは脳下垂体の支配を受けてふえることから、脳下垂体ホルモンが注目されました。


老人になると、極端に短い眠りと長い眠りがふえることが癌協会の調査結果から指摘されています。


老人の羽根 布団による睡眠時間と疫学的リスクについての問題は、まだ一般に認識されていません。


癌協会のデータで、6年間の追跡調査では、5時間以下あるいは9時間以上の睡眠時間を報告している人たちの死亡率が高くなっています。


われわれは不眠の方が眠過ぎるより死亡のリスクが高いと考えがちです。


しかし、7時間以下しか眠っていない人より8時間以上眠る人の方が死亡率が高いという結果がでているのです。


こういう調査では、睡眠障害が死亡率増加の原因なのか、それとも単に統計上の産物にすぎないのかという疑問が起こります。


アメリカ癌協会で集計されたデータでは、死亡率の増加と心疾患、高血圧、卒中、糖尿病とははっきりした相関がみられていません。


別の似たような小規模な研究があって、ここでも6時間以下あるいは9時間以上の睡眠時間の人たちは死亡率が高いといいます。


しかし、唾眠時間は死亡率を高める因予と考えられる喫煙、肥満、アルコールの消費、朝食抜きなどとは相関が余りないといいます。

年をとると睡眠時間が少なくなると一般に考えられています。


しかし、この癌協会の調査結果では、老人は若い人たちより多く眠るとなっています。


60歳以上の男性の多くは少くとも9時間眠ると報告しています。


極端に短い眠りと長い眠りの両方が増加していますが、平均すると老人は羽毛 布団 通販で多く眠るという結果です。


また、睡眠時間が長くなる傾向があるにもかかわらず、60歳以上の人たちはかなり不眠を訴えています。


睡眠時間が長くなると共に不眠の訴えが多くなるという、一見矛盾した結果にはいくつかの因子が考えられますが、この調査のみでは結論できません。


別の研究で、老人はべッドで過す時間が多くなりますが、実際に眠っている時間はさまざまであるという報告があります。


実際に、老人は夜間覚醒が多くなり、べッドで眠る時間が減っています。


つまり、老人は若い人たちよ多く眠りますが、しばしば覚醒し、べッドで目覚めている時間が多いので、主観的に不眠を訴えるといえるでしょう。

レム睡眠の回数はやや減少し、若い人では布団 羽毛での睡眠の後半に多いのに対して、老人では前半にもみられ、一夜を通じてほぼ一定となります。


老人の眠りの特徴を一口でいうとすれば、熟眠障害でしょう。


その結果、眠りが不足して、昼間居眠りをして不足分を補うことになるのです。


老人になるとS4が減少します。


これは徐波(デルタ波)の振幅が減少することによるものです。


この変化は睡眠の代謝モデルで説明されています。


このモデルに従うと、覚醒時に脳内で起こる過程を逆にもどすように働くのがノンレム睡眠です。


ノンレム睡眠のS2、S3、S4と進むにつれて、逆もどし過程の速度あるいは強さがだんだん増すのです。


他の代謝過程と同じように、睡眠の逆もどし作用の最初の速度は利用しうる基質の量によって決まります。


この量は覚醒中の脳の活動の強さと期間の函数です。


したがって、睡眠の代謝モデルに従うと、老人の罰の量が減少するのは、覚醒時の脳の活動が低下していることによることになります。


老人ではしばしば眠りが障害されていることが質問紙による調査で確かめられています。


このような調査の1つに、100万人以上の人たちを対象にしたアメリカ癌協会の疫学的研究の一部として得られたものがあります。


これは6年間の追跡調査をしたもので大変おおがかりなものです。

青年の揚合、ベッドに入ると、短い覚醒期(平均10分)があって、浅い睡眠第1段階(S1)から深い唾眠第4段階(S4)まで、30分ぐらいで進みます。


S4がおよそ30分続くと急に浅くなってレム睡眠に入ります。


眠りに入ってから約1時間ぐらいノンレム睡眠が続かないとレム睡眠が起こりません。


しかも最初のレム睡眠は持続時間が短く、しばしば脱落して出ないことがあります。


レム睡眠のあと再びノンレム睡眠に入ります。


こういうことを一晩に4、5回くりかえしながら、だんだん浅いノンレム睡眠が多くなり、それと平行してレム睡眠が長く続くようになるのです。


したがって、一晩の眠りの前半に深い睡眠があって、後半はレム睡眠が優勢になるというのが標準的な経過です。


これに対して、老人の睡眠図をみると、S1になるまでの時間が長くなります。


平均40分ぐらいです。


眠りに入っても、S4まで深くならないで、S2ぐらいのところをふらふらしています。


しかも夜中に何度も覚醒しています。


レム睡眠が眠りの後半に優勢になるという傾向は消え、一晩を通じてほぼ平均化されます。


そこで、老人の眠りの特徴をまとめてみると次のようになるでしょう。


若い人にくらべて老人では、羽毛 フトンに入ってから眠りに入るまでの時間が長くなります(入眠障害)。


また、睡眠中の覚醒回数が若い人に比して著しく多いです。


覚醒時間の割合も若い人と比較して長く、深い眠りであるS4が著しく減少します(熟眠障害)。

眠りは年をとるにつれて悪くなるという一般的な印象があります。


この印象のある面は眠りの研究によって確かめられていますが、確かめられていない面もあります。


たとえば、1日の睡眠時間は老人では減少すると昔から信じられていますが、まだこの考えを支持する実験的証拠は得られていません。


また、昼寝が多くなることが老人の眠りの徴候であるとしばしば言われています。


しかし、昼寝は状況次第のところがあります。


たとえば、大学生は自由時間が多いから昼寝の頻度が高いという工合です。


老人の揚合も、単に羽毛 布団 販売を退職して自由時間が多くなったために、昼寝が増加しているのかも知れません。


日本は勿論、世界的に先進国の高齢化が蒲実に進んでいますから、老人の眠りについて正しい認識が必要でしょう。


青年と老人の一晩の睡眠図を比較してみると、老人の眠りの特徴がよくわかります。

最近、全く健康と思われていた乳児が睡眠中に突然死亡することが報告されています。


たとえ羽毛 布団で眠っていてもです。

検査してもはっきりした死因が見出されていません。


乳児突然死症候群と呼ばれていますが、未熟児に多いといわれます。


覚醒時には正常に呼吸していますが、睡眠時に呼吸が止まるのです。


スタンフォード大学の睡眠障害クリニックで観察されたなかで、最も長い呼吸停止は2.7分続いたのがあります。


脈が殆ど止まるぐらい遅くなり、高度のチアノーゼ(酸欠のため唇が紫色になること)が起こり、覚醒させなければ死んでしまうことは誰の目にも明らかなほどであったといいます。


これもおそらく、未熟児ということから、呼吸中枢の成熟が遅れているために、睡眠中に呼吸が止まりやすいということ。


しかも酸欠に対しての反応が悪いために、呼吸再開がおくれて心臓が止まるのであろうと考えられています。


日本では事故死として取り扱われているために、呼吸生理学の立揚からの研究が遅れています。

睡眠時無呼吸症候群は、たとえ羽毛 ふとんで眠っていても避けられないものです。


唾眠時無呼吸症の最初の記述は、ジャン・ジロドウの戯曲『オンディーヌ』にみられます。


ドイツの伝説に、水の精オンディーヌを裏切ったために呪いをかけられ、すべての自律機能を乳母された騎士ハンスの話があります。


常に意識していなければならず、眠ると呼吸が止まって死ぬというのです。


・・・


オンディーヌ  ねえ、生きようとつとめて……あんたもやっぱり忘れてしまうわ。


騎士  生きようとつとめる!口でいうのは簡単だ。ただぼくが、生きる気にさえなったら!


お前が発ってしまったら、いままで、なんでも自分のからだがやっていたことを、今度はぼくが命令してやらせなければならないのだ。


われとわが目に見ろ、といって初めて見える。


緑の芝生も、ぼくが自分の目にそういって初めて見える。


黒い芝生なんて、見て楽しいはずがない・・・


まったく、骨身を削る仕事だ。五感、30の筋肉、骨の1つ1つまで、いちいち命令を発しなければならない。


一瞬でも注意を怠れば、聞くことも、息をすることも忘れてしまうだろう。


・・・この男は、息をするのがめんどうになって死んでしまった、なんて人はいうだろう。


・・・この男は、恋に焦がれて死んだって。


・・・お前はぼくになにをいいに来たの、オンディーヌ、なんだってお前はつかまえられるままになっていたのだ?

睡眠中に口蓋垂や舌根がたるんでのどの奥へ下がり、舌根と咽頭後壁との間が狭くなって出るものがあります。


これは耳鼻咽喉科的治療の対象になりません。


この揚合は、横向きで寝るとか、枕を少し高くして寝るとかしてのどの空気の通り路をふさがないように工夫すると止まることがあります。


騒音の程度は人によってさまざまですが、実測した値を調べてみると70デシベルになるのがあります。


普通の会話が40から60デシベル、空気ドリルが70から90デシベルですから、そのやかましさはおおよそ見当がつくでしょう。


離婚が簡単に行なわれるアメリカではいびきは離婚の理由として認められているのです。


しかし、脳生理学の立揚からいうと、いびきはもっと深刻な問題をもっています。


いびきが睡眠時無呼吸症候群のサインだからです。


唾眠時無呼吸が長く続く結果起こる慢性の酸欠状態が脳細胞に与える影響を考えると笑い話ではすまされなくなります。


睡眠中に呼吸が止まる原因として、肥満などによって気道が閉じるのではない揚合があります。


たとえば、頸椎の手術をしたときなどにみられることがあります。


これは呼吸中枢の存在する延髄が損傷されたためです。


目覚めているときは、呼吸は不規則でも一応続いていますが、睡眠時には呼吸が停止してしまいます。


この揚合は鉄の肺(人工呼吸器)が必要になります。

睡眠中の騒音は呼吸器系のいろいろな箇所で発生します。


いびきというときは軟口蓋と口蓋咽頭弓の振動によって発生する音に限るのが一般的です。


したがって、舌、頬、唇、鼻孔などで発生する音はいびきに入れません。


専門語では喘鳴といって区別しているのです。


いびきは通常口で息を吸うときに起こります。


またいびきは不随意的なものであり、覚醒すると止まります。


野生の動物はいびきをかかないようですが、狼から派生した飼犬のなかにはいびきをかくのが多いです。


主としてブルドックやペキニーズのような、鼻の奇型をもった品種にみられます。


いびきの科学的研究は専ら耳鼻咽喉科の医師によって行われてきました。


特に日本の研究は国際的によく知られていますね。


いびきの原因になるものを若干挙げると、子供では10歳以下が多く、男女比は2対1位、50%はアデノイドまたは扁桃肥大で、手術によっていびきが止まります。


アレルギー性のものが20%位あって、牛乳をやめたらいびきが止まったという例もあります。


大人では、アレルギー、鼻中隔のゆがみ、鼻翼のたるみが最も多くて全体の70%位、殊に60歳以上の老人では鼻翼のたるみが主な原因になっているといいます。


疲労が原因のことはそんなに多くないのです。


煙草が原因なのも余り多くありませんが、禁煙したら劇的に止まった例もあります。

こんにちは。


わたしは睡眠学を独自に学んでいます。


睡眠が健康的に生きるうえで大切なことだというのはみなさんもご承知だと思いますが、本当に自分の睡眠が正常なものかどうかはなかなかわかるものではありません。


身体がだるい、頭が重い、頭痛がする・・・


その原因はすべて睡眠にある可能性もあるのです。


睡眠がきちんととれていないと、心身に必ず影響が出るものです。


睡眠に関する病気は、不眠症や過眠症だけではないのです。


ここで睡眠についての正しい理解を深めてもらいたいという思いでブログをはじめました。


正しい睡眠のための寝具選びなどについても書いていくつもりです。


では、どうぞよろしくお願いします。