脳波トポグラフィーの出現によって、わたしたちは眠っている人の脳の動きを、そして夢見の状態を時々刻々と観察することが出来ます。


必要とあれば、そのときどきの夢の内容まで報告してもらうことが出来るようになったのです。


これは羽毛 布団 通販がなかった時代には考えられなかったことですよね。


睡眠学は日々進歩しているのです。


さて、風邪を引いたり熱を出したりすると、体がだるくなってうとうとするようになるのは、多分誰でも経験したことがあるでしょう。


細菌やウイルスはヒトの体の中に入ると白血球によってこわされ、そこにムラミルペプチドという物質ができます。


これが体の中でインターロイキンIという物質を作り、さらにこのインターロイキンIがプロスタグランディンD2やE2を作ります。


プロスタグランディンD2は唾眠物質の1つで、感染するとうとうとして眠くなるのは、この物質の作用によるものです。

脳波トポグラフィーでは、アルファ波が脳のどの部分に出ているのかが一目でわかります。


羽毛 ふとんでの睡眠時に、アルファ波はどういう変化を見せるのでしょう。


右利きの男性では、たとえば目覚めているときは右側にアルファ波が多く、左脳が働いていることを教えてくれます。


その人がウトウトしてくると、今度はアルファ波は左側の方でやや多くなってきます。


どんな人でも眠くなってくると非論理的なことを口にしたりしますが、それは論理的な思考をつかさどる左脳が休んだ状態になるからです。


だんだん眠りが深まってくると左側のアルファ波はさらに増え、レム睡眠の状態ではアルファ波は左側だけで見られるようになります。


すなわち右脳は働いているのです。


レム睡眠は夢見の状態ですから、夢を見ているときには右脳が働いているということがこれで確かめられるわけです。


そうした夢見の状態のときに、その人を起こして夢の内容を報告してもらうと、アルファ波はまた右脳に移ります。


つまり言語脳=左脳が働きだすのです。

最近は日本の社会にも色彩があふれています。


けばけばしい看板やネオンサイン、グラビア雑誌、自動車、カラフルな衣装をまとった原宿や6本木の女性たち、そしてカラーテレビ、カラーのディスプレイをもったパソコン。


・・・これだけ色彩にさらされていると、将来はカラードリームを見る人の数がもっと増えてくるでしょう。


カラードリームを見るかどうかには、いくらか男女差もあるといわれています。


どうやら女性の方が多いようです。


これは女性が赤や緑や黄色など、カラフルなものにひかれる傾向と一致しているのかもしれません。


アルファ波は、羽毛 フトンの中で目を閉じて何も考えずにリラックスした状態で出てくる脳波のことです。


コンピュータを使って、そのアルファ波の大きさを地図の等高線のように映像化したものを「脳波トポグラフィー」といいます。


アルファ波は目を開けてものを見たり、目を閉じていても暗算をしたり、体に触れられたりすると消えます。


・・・つまり脳細胞が休んでいるとアルファ波が出て、活動を始めると消えるのです。

このネコに今度は5-HTP(ハイド・キシトリプトファンのこと、セロトニンの前駆物質)を注射すると、正睡眠はすぐに回復しますが、REMはやはりだめです。


今度は反対に、DOPA(カテコールアミン、すなわちノルァドレナリンの前駆物質)を注射すると、REMは回復するどころか、かえって増加するのです。


さらにセロトニンの合成をさまたげる抗セロトニン剤を注射すると、通常の眠りもREMも共に減少しますが、この時また5-HTPをあたえると両者共に回復するのです。


・・・こうしてみると、セロトニン(イドロキシトリプタミン、脳の化学的な刺激伝達物質として注目されているインドール化合物)は普通の睡眠をひきおこす物質と考えられています。


REMを起こすのには、さらにカテコールアミン(ノルアドレナリン)の作用が必要である、とジュベーは言っています。


そうして、セロトニンを貯蔵している神経細胞をもつ橋の縫線核を破壊すると不眠をきたし、カテコールアミンを含んでいる神経細胞のある青斑部を破壊すると、REM睡眠が起こらなくなることを観察しました。


(この青斑は、かつてある教授が、破壊によって意識喪失を起こすことを発見された場所で、今それがREM睡眠の中枢として注目されてきたのは、両者とも意識に関連するので興味深いですね)。


・・・このようにジュベーの理論では逆説睡眠(および通常の睡眠)は脳内のモノアミン(カテコールアミンやセロトニン)という物質に左右されるといいますが・・・


これと前者の低級脂肪酸やコリン作動物質説との関連がまだ部分的にしか判っていません。


これらは東洋羽毛工業の実験からも判っています。


・・・なお、REMの化学的基礎についてはまた別の機会で述べましょう。

夜寝る前にトリプトファンを多く含んだ食物をとると・・・


入眠後、1回目のREMの開始が早くなります。


このトリプトファンというアミノ酸こそ牛乳、たまご、牛肉など、一般に動物性タンパク質に多く含まれているので、それが体内で分解されて低級脂肪酸を作り出すためと想像されます。


・・・それでは、これでREMの原因物質は解決したかというと、そうではありません。


自律神経のうち副交感神経をおさえるアトロピンを大量に注射すると、REMが1時的に消失するのです。


ところが逆に副交感神経の作用を高めるフィゾスチグミンを注射するとREMがふえます。


同じ神経刺激剤のカルバコールを僑i中脳網様体に注射してもREMがふえます。


・・・つまり、体内にアセチルコリンをふやすような物質(コリン作動物質)がREMをひきおこすことになります。


ある実験から、コリン作動物質が後橋細様核に働いて、低級脂肪酸の方はこれよりも上方にある前橋網様核に働くと推定しています。


次に最近の有力な考え方として、ジュベーの説を挙げましょう。


彼はネコにレセルピンという薬(高血圧や精神病の治療に使われる)を注射すると、通常の睡眠とREM睡眠とが減少しました。


ちなみにこの実験には羽毛 布団は使われていません。


脳のどの部分にこれが作用するのでしょうか?


それを確かめるために時実らは非常に功妙な動物実験を行いました。


つまり、ネコの大脳、間脳、中脳を全部切断して、後脳の一部(橋というところ)から下を残したネコ(これをポンスネコと言う)に注射すると・・・


健全なネコと同じくREMが規則正しく起こってくるので、逆説睡眠の中枢は橋にあることが推定されました(これを除外実験と言います)。


まだ羽根 布団 通販などがなかった時代の話です。


すごいことですよね。


さらにこまかく追究していくと、橋にもおびただしい神経核群が散在していますが、それにごく微小な電極を植え込んで、神経放電を記録してみます。


そうすると橋網様核(前・後の2種がある)と呼ばれる神経細胞からREMの時にたくさんのスパイク放電が起こるのが観察されました。


これに力を得て、この核を壊してみると、もはやREM睡眠は起こらなくなったといいます。


・・・話をもとに戻しましょう。


脂肪酸をめぐって、なおいくつかのヒントがあたえられています。


実験によれば、炭素原子の多い脂肪酸ほど少量でREMを起こすし、逆に少ないものほど普通の睡眠を起こす傾向があるそうです。


動物では、一般に肉食動物の方が草食動物よりもREMが多いですが、これは肉食の方が体内で低級脂肪酸をたくさん作るためでしょうか。

いろいろ調べてみると、これはREMを起こりやすくするだけで、その原因にはならないことが判りました。


・・・ただし、この下垂体ホルモンについては、最近の報告によると・・・


夜間の睡眠に入った初期に必ず著明な下垂体の成長ホルモンのピークがあり、それ以後には幾つかの小さいピークがつづきます。


しかし、夜間でも完全に起きていると、こうした成長ホルモンの動きは全く起こらないそうです。


昔から「眠る子は育つ」ということわざがありますが・・・


近代科学によって見事に立証されたのは面白いですよね。


また、やはり羽毛 掛け 布団などの寝具を気持ちのいいものにした方が深い睡眠が得られるということもわかっています。


次に有名なフランスの睡眠学者ジュベーや、日本の時実、ホワイトなどが見つけた低級脂肪酸です。


この脂肪酸というのは、あぶらや脂肪の主な成分となっており、分子量の少ないもの(低級)は液体で、多いもの(高級)は固体です。


ここに問題となっているのは炭素原子4個を有する正酪酸です。


このものは天然には他の物質と化合してバター、脂肪に含まれていますが、腸内で分解されて発生し、また体内で汰新腺代謝の中間産物として生成するのです。


・・・このものを注射すると、まず通常の睡眠が起こり、ついでREMが起こります。

よく赤ちゃんが無心にほほえんだり、乳を吸うように口をとがらせる運動をしますが、これを夢と結びつけるのはひいきの引き倒しといったもので・・・


この時期がREM期に一致しているだけのことです。


事実、新生児のREM期の脳波では大人の夢のパターンを示さないと言われます。


結局REM期では、脳幹の深部(海馬などの辺縁系)の律動的な活動が高まって、脳の視覚中枢を刺激して高級 羽毛 布団での夢をつくるらしいですね。


視覚路の中心である外側膝状体の冠気反応性がREM期に高まっているという実験成績も、この考えを支持するのです。


・・・それではどのような化学物質がREMをつくるのでしょうか?


また、それが脳のどの部分に作用してREMが起こるのか?


ただし、化学物質といっても、もちろんそれは生理的にわたしたちの体内にある物質でなければなりません。


しかもその物質の生成量や生成の速度はかなり一定しており、ことに生物が成長する時期ほど必要不可欠なものにちがいないでしょう。


まず第一に考えられたのはホルモンです。


そのなかでも、REM期の終りごろ、または直後に、尿中に副腎皮質ホルモンがふえ、このホルモンは脳下垂体の支配を受けてふえることから、脳下垂体ホルモンが注目されました。


老人になると、極端に短い眠りと長い眠りがふえることが癌協会の調査結果から指摘されています。


老人の羽根 布団による睡眠時間と疫学的リスクについての問題は、まだ一般に認識されていません。


癌協会のデータで、6年間の追跡調査では、5時間以下あるいは9時間以上の睡眠時間を報告している人たちの死亡率が高くなっています。


われわれは不眠の方が眠過ぎるより死亡のリスクが高いと考えがちです。


しかし、7時間以下しか眠っていない人より8時間以上眠る人の方が死亡率が高いという結果がでているのです。


こういう調査では、睡眠障害が死亡率増加の原因なのか、それとも単に統計上の産物にすぎないのかという疑問が起こります。


アメリカ癌協会で集計されたデータでは、死亡率の増加と心疾患、高血圧、卒中、糖尿病とははっきりした相関がみられていません。


別の似たような小規模な研究があって、ここでも6時間以下あるいは9時間以上の睡眠時間の人たちは死亡率が高いといいます。


しかし、唾眠時間は死亡率を高める因予と考えられる喫煙、肥満、アルコールの消費、朝食抜きなどとは相関が余りないといいます。

年をとると睡眠時間が少なくなると一般に考えられています。


しかし、この癌協会の調査結果では、老人は若い人たちより多く眠るとなっています。


60歳以上の男性の多くは少くとも9時間眠ると報告しています。


極端に短い眠りと長い眠りの両方が増加していますが、平均すると老人は羽毛 布団 通販で多く眠るという結果です。


また、睡眠時間が長くなる傾向があるにもかかわらず、60歳以上の人たちはかなり不眠を訴えています。


睡眠時間が長くなると共に不眠の訴えが多くなるという、一見矛盾した結果にはいくつかの因子が考えられますが、この調査のみでは結論できません。


別の研究で、老人はべッドで過す時間が多くなりますが、実際に眠っている時間はさまざまであるという報告があります。


実際に、老人は夜間覚醒が多くなり、べッドで眠る時間が減っています。


つまり、老人は若い人たちよ多く眠りますが、しばしば覚醒し、べッドで目覚めている時間が多いので、主観的に不眠を訴えるといえるでしょう。